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ホリエモンロケットの打上げ資金はどこから?雪ミクが応援する理由は?

2019年5月4日、ホリエモンロケットが宇宙へ到達!
このニュースは日本中を駆け巡りましたよね。

民間単独で開発したロケットが打上げに成功したなんて!
このニュースを伝えるTV画面で、打上げを見守る人々の表情から「祈り」や「希望」が感じられて
見ている私も胸が熱くなりました。

これまでも何かと話題に上っていたホリエモンこと堀江貴文氏。

ホリエモンがロケット開発にチャレンジしていたなんて知らなかった人も多いのでは?

実は私もホリエモンとロケットの繋がりは全然知らなかったので、いろいろ調べてみました。

この記事では、ホリエモンロケットの打上げ資金のことや、多くの人が応援する理由(雪ミクも!)についてお伝えしようと思います。

ホリエモンロケット「MOMO」3号機の打上げ

日本で初めて民間で単独開発したロケットの名前は「MOMO」3号機
宇宙空間到達を目指す宇宙ベンチャー・インターステラテクノロジズが、北海道大樹町で開発したロケットです。
打上げに成功した「MOMO」3号機は、いったいどんなロケットなんでしょう?

「MOMO」3号機はどんなロケット?

「MOMO」3号機は、
民間単独のロケットとして国内で初めて高度100kmの宇宙空間への到達をめざして開発されました。

  • 全長 9.9m
  • 直径 50cm
  • 重さ 1,150㎏
  • 燃料 液体燃料

思ったより小さい感じがしますね。
でも、民間単独で開発したロケットなので、資金的にも技術的にもこのぐらいのサイズからスタートすることになったのかもしれません。

「MOMO」1号機・2号機の打上げ結果

ホリエモンロケットは、実は過去2回の打ち上げには失敗しています。

「MOMO」1号機 2017年7月 北海道大樹町にて打上げ実験実施 
打上げ後66秒で通信が途絶えたため、エンジン緊急停止。 
宇宙空間(高度100㎞)には届かず、警戒区域内(沖合6.5㎞)に落下。
「MOMO」2号機 2018年6月 北海道大樹町にて打上げ実験実施 
打上げ後4秒でエンジンが推進力を失い落下炎上

今回の「MOMO」3号機の打上げ成功の陰には、このような失敗があったのですね。

失敗しながらも、あきらめずに開発を続けてきたからこそ今の成功がある。
ロケットの打上げを見守っていた子どもたちにとっても、大きな励みになったでしょうね。

「MOMO」3号機の打上げ成功!

当初の打上げ予定日は、4月30日。
それが、強風や風速が打上げ条件に満たないなどの理由から5月1日・2日・3日と延期されて、
待ちに待った
2019年5月4日(土)5時45分
「MOMO」3号機の打上げに成功し、ロケットは高度100kmの宇宙空間に到達!

ロケットの打上げの際には、初音ミクの声でカウントダウンが行われました。

打上げ時刻:5時45分0秒

飛行時間:515 秒(8分35秒)

最大高度:113.4 km

最大高度の時刻:打上げから240秒(4分0秒)

落下位置:射点より東南東37kmの海上

「MOMO」1号機・2号機の打ち上げ実験の失敗をうけて、ロケットに改良を加えていくことで
最大の実験目的とされてきた高度100kmへの到達ができたのでしょうね。

ホリエモンとロケット開発

これまでも何かとマスコミを賑わせてきたホリエモンこと堀江貴文氏。
いったいいつからロケット開発にチャレンジし始めたのでしょうか?

ホリエモンはいつからロケット開発をしているの?

ホリエモンは『宇宙戦艦ヤマト』や『ガンダム』などの宇宙を舞台にしたアニメで育った世代。
スペースシャトルで誰でも宇宙には行けるようになると言われてきたのに、なかなかその時代が訪れないのはなぜ?

今まで宇宙に行った人は世界でたった500人程度。
なぜ宇宙に行ける人がそんなに少ないの?

そんな疑問を持っていたホリエモンは、ずっと持ち続けてきた「宇宙」への情熱から
次のようにロケットの開発へと進んでいきました。

  • 2005年 宇宙旅行ビジネスへの参入計画を発表
  • 2006年 インターステラテクノロジズの前身「なつのロケット団」とロケットエンジン開発を開始
  • 2013年 北海道大城町にインターステラテクノロジズ設立
  • 2015年 北海道大城町に住民票を移す

ホリエモンは大城町に住民票を移してまで、ロケットの開発に力を注いできたのですね。

宇宙ベンチャー企業・インターステラテクノロジズ

ホリエモンが創立者のインターステラテクノロジズが目指すのは、

誰もが宇宙を目指せる時代。世界中の誰よりも小型で低価格のロケットを作る。目指すはロケット業界のスーパーカブ。宇宙をもっと身近に、もっと気軽に。誰もが宇宙に手が届く未来

今回のロケット打上げ成功で、目指す未来にぐっと近づいたのではないでしょうか。

ロケット開発と大城町

ロケットの開発は、資金や技術者だけが揃えばできるわけではないそうです。
打上げ実験を行うために必要なのは

  • 宇宙開発に理解がある
  • 広大な土地があること
  • 晴天率が高いこと
  • 気象条件が安定していること

これらが揃っていた場所こそが、北海道大城町でした。

大城町では30年前から「宇宙のまちづくり」を進め、航空宇宙事業の誘致していて、
JAXAや大学、民間ロケットベンチャー企業・インターステラテクノロジズの航空宇宙実験が行われています。

ロケットの打上げ資金はどこから?

民間単独での小型ロケット開発には低コストであることが必要不可欠。
そうは言ってもロケット一機を開発するためには、それなりに巨額の資金が必要ですよね。

ホリエモンロケットの資金は、どのように調達したのでしょうか?

クラウドファンディングで資金を調達

ホリエモンロケット「MOMO」3号機の開発資金集めには、クラウドファンディングが使われました。
「MOMO」1号機・2号機の場合も同じです。

クラウドファンディングでは5,000円から支援ができ、
最高出資額1000万円のリターンとして「打ち上げボタンを押すことができる権利」も

北海道を応援するキャラクター雪ミク」も、ホリエモンロケットのクラウドファンディングを応援していたんですよ!

スポンサー企業からの資金提供

ロケット開発資金のために、ホリエモンは各方面からスポンサーを募ったそうです。

その結果、スポンサー契約を締結したのは次の方々。

実業家の丹下大氏
投資運用会社レオス・キャピタルワークス株式会社
株式会社日本創生投資

ネーミングライツ(命名権)を取得した丹下大氏によって
「MOMO」3号機は「宇宙品質にシフトMOMO3号機」と命名され、
ロケットの機体に「宇宙そらへシフト!宇宙品質」と掲載されました。

また、レオス・キャピタルワークスが運用する投資信託「ひふみシリーズ」のイメージキャラクター「ひふみろ」株式会社日本創生投資のロゴもロケットの機体に掲載されました!

大樹町ふるさと納税との連携

およそ30年前から「宇宙のまちづくり」を進め、航空宇宙事業の誘致をしてきた大城町。
ずっと宇宙を夢見てきた北海道大城町では、
ふるさと納税制度を利用したガバメントクラウドファンディングでインターステラテクノロジズのロケット開発を応援しています。

宇宙を夢見る時代は終わりです。
人口5700人の町から、ロケットが宇宙に飛ぶ。
夢にまで見た、宇宙に手が届くミライ。
そんなミライを実現させるために、大樹町は宇宙のまちづくりを加速させ、地域のさらなる活性化を図ることを目的として、ふるさと納税制度を活用した、“宇宙のまちづくり応援プロジェクト”をスタートします。(引用:大城町ホームページより)

「MOMO」3号機の打上げに向けて2018年12月14日~2019年1月31日(49日間)で寄付を募り
目標金額4,000万円を集めることができました。

大樹町のホームページによると、大城町ではインターステラテクノロジズの宇宙開発を支援し、ともに宇宙を目指していくとのこと。

大城町が目指す未来は

  • 宇宙産業の活性化
  • 雇用の創出
  • 観光振興

など。

大城町のふるさと納税制度を利用したガバメントクラウドファンディングは、新たに4月11日~始まっています

雪ミクがホリエモンロケットを応援する理由

ホリエモンロケット「MOMO」3号機の打上げを、
北海道を応援するキャラクター「雪ミク」も応援!

「雪ミク」を運営するクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の監修のもとで、クラウドファンディングを行いました。

大城町では知れ渡っているロケット開発も、北海道内ではまだまだ知らない人が多いので
「雪ミク」の力を借りることで、より多くの人々に北海道からロケットを打ち上げるという夢を知ってもらうことができたら、という思いから「雪ミク」が応援しているのですね。

まとめ

日本初の民間単独開発小型ロケットの打上げ成功のニュースを受けて、
ホリエモンロケットに関する事や資金面について調べたことをお伝えしてきました。

「ロケットの打上げに成功!」
ココだけ見るとすぐに成功したように感じる人もいるかもしれませんが、
成功の裏には見えない所で様々なドラマがあったことがわかりますね。

ロケット開発。
子ども達だけでなく大人にも夢や希望を与えてくれる仕事。
とても素敵だなと思います。

ホリエモンロケット、がんばれ!!