劇団キャラメルボックスが5月31日での活動休止を発表しました!
深夜に飛び込んできた活動休止のニュースにびっくりした人も多いのではないでしょうか。
キャラメルボックスといえば、演劇を志す若者にとても人気があってあこがれの劇団。
それなのになぜ、キャラメルボックスは活動を休止することになったのでしょう?
この記事では、あまりにも突然すぎる活動休止の理由や今後の活動についてもお伝えしようと思います。
キャラメルボックス突然の活動休止発表
劇団キャラメルボックスが活動休止を公式サイトで発表したのは2019年5月31日午後9時。
キャラメルボックスは、ストレートに伝わってくる物語を演じてくれて、演劇を志す若者はもちろん、
年配の人にも根強いファンを持つ劇団で、かつて上川隆也さんも所属されていました。
活動休止を発表する数日前(5月18~26日)まで、東京・俳優座劇場で「ナツヤスミ語辞典」を上演していたということなので、
キャラメルボックス初期の代表作とも言えるこの公演を観に行ったファンの人たちは、
どんなに驚かれたでしょう。
観劇した数日後に活動休止のニュースを耳にすることになろうとは・・・。
お知らせとお詫び
キャラメルボックスの活動の休止について
キャラメルボックス代表・成井豊https://t.co/NPFjNJ0Lpi pic.twitter.com/A3ZCkCqX59— キャラメルボックス(劇団公式) (@caramelbox_com) 2019年5月31日
活動休止の理由については、「諸事情」としか触れられていません。
数カ月にわたって、劇団員全員で何度も何度も話し合いをした末に出した結論です
と、キャラメルボックス代表の成井豊さんはブログに書いておられますね。
劇団員の石原善暢さんもTwitterに次のように書いています。
出来ることなら、予め活動休止の発表をしておいて公演に臨みたかった。
出来ることなら、せめて年内までは活動、活動の休止を発表した上で冬公演迄は活動したかった。しかし諸々の事情でその願いは叶いませんでした。
今回の突然の活動休止の陰には、
何本もの糸が絡まって簡単にはほどけなくなってしまったような「諸事情」があるのでしょうね。
傍から見ている演劇ファンには、どうにかしてあげることのできない「諸事情」・・・。
このようにしか説明できないキャラメルボックスの皆さんの気持ちは、本当につらいものがあったと思います。
ネット上のファンの反応は
いつでも、いつまでも、そこに居てくれると思っていた劇団キャラメルボックスの活動休止。
ファンの間では次のような声があがっています!
西川さんを始めとする劇団員の皆さんがカーテンコールの際に言ってた「僕たちはいつもここにいます。だからまた会いに来てください」と。
今までずっと素晴らしい思いをさせて頂いたので、今度はこちらから同じ言葉を劇団員の皆さんにお返しします!!#キャラメルボックス— 尾上 (@tarohirai_santa) 2019年5月31日
キャラメルボックスの活動休止発表に役者さんたちがツイートでお詫びしている。そうじゃない、前だけ向いて駆け抜けたらいい。その言葉は次の舞台にぶつけてほしい。どうしても何か言いたいなら、この一言だよ。しめさば。 #キャラメルボックス
— Keaton (@keaton_masuda) 2019年5月31日
#キャラメルボックス さんの活動休止
本当にびっくりして寂しいです。。
ストレートに伝わる物語が
すごく好きで、学生にも優しくて、
舞台のおもしろさを教えてくれて。またどこかでみられますように。。
— 福岡 聖菜 (@seina_fuku48) 2019年5月31日
解散でなく休止なこと、休止前にナツヤスミ語辞典を観られたことは救いでした。役者さんも作品も語り出したら止まらない思い出のたくさんある劇団。変わらずあり続けてくれるものだと安心していたけど、そんなものはないんだな…皆さんの活躍と、いつの日かの再会を願っています。#キャラメルボックス
— ある (@Aru_ma) 2019年6月1日
みんなキャラメルボックスがいつか活動を再開してくれると信じて待ってます!
日本中で、キャラメルボックスを待つファンは本当に本当に多いのだから!
キャラメルボックスの今後
次回公演に予定しておりました『エンジェルボール』
続編の上演は延期させていただきます。
キャラメルボックス・サポーターズ・クラブを始め、
キャラメルボックスの公演を楽しみにしてくださっていた皆様に深くお詫び申し上げます。
劇団としての活動は休止しますが、
各劇団員はそれぞれの場で芝居作りを継続してまいります。
勝手なお願いで恐縮ですが、
今後も温かく見守っていただけましたら幸いです。
(引用:キャラメルボックス公式サイトより)
次に予定されていた公演は中止ではなく延期との事。
この点は、代表の成井豊さんのブログでも書かれていますね。
くれぐれも誤解していただきたくないのは、これはあくまでも「休止」であり、「解散」ではないということです。
(引用:成井豊さんのブログ記事より)
活動休止に至った理由の「諸事情」が解決したら、
きっと再びキャラメルボックスのパワーに満ちた演劇が見られるのではないでしょうか。
キャラメルボックス代表・成井豊さんのコメントにもあるように
温かくキャラメルボックス劇団員の活動を見守っていきたいです!
キャラメルボックスの公演を楽しみにしていた方々に残念な思いをさせてしまって、深く反省しています。
今はただ、いつか必ず再開します、と言うしかありません。
また、私を含め、劇団員たちはそれぞれ個別で芝居作りを続けていきます。
私自身、すぐに次の公演があります。
それはもちろんキャラメルボックスの芝居ではありませんが、キャラメルボックスのスピリットは常に胸にあり続けます。
(引用:成井豊さんのブログ記事より)
「いつか必ず再開します」
この言葉を信じましょう!!
まとめ
5月31深夜に飛び込んできた劇団キャラメルボックス活動休止のニュースに関して、
その理由や今後の活動についてお伝えしました。
キャラメルボックスには演劇を志す若者のファンだけじゃなくて劇団ができた当初からのファンもいるし、
みんなキャラメルボックスの演劇を観て心にエネルギーを充電してもらったファンばかり。
いつかまたきっとキャラメルボックスとしての舞台を見せてくれることを願っています!