黄金の私の人生31話からは、いよいよドギョンが自分の力で生きる道を探し始めます!
ドギョンが、決められた道を歩くことより自分が何をしたいかを考えるようになったきっかけを作ったのはジアンですから、ふたりがもう一度一緒に歩き始めるかもしれないですね♡
ここでは、「黄金の私の人生」31話のネタバレ感想をお届けします!
「黄金の私の人生」31話のネタバレ感想!
ドギョンはこれまで両親の言う事に強く反対したことはないのでしょうね。
ソラとの縁談をなかったことにして自分で事業を始めたいと言い出したドギョンに、両親はびっくりしていましたから。
両親はいつも、あなたのためを思ってこうしたのよ、と言いますが、実際には子どものためになっていないんですよね。
家のためだったり会社を大きくするためだったり、世間体を保つためだったり・・・。
ドギョンの独立の話も、ヨーロッパ支社への辞令が出たのを嫌だからだと母は思っていて、始めからドギョンの本心を理解しようとはしないんですね。
自分が考えてあげた将来が息子にとって最高に幸せな事なんだと思っているのかもしれません。
「黄金の私の人生」32話では、その他にもジスの留学の話も出てきました。
会社の創立記念日でウンソクとして世間に紹介するはずだったのに、会場の手前で逃げ出してしまったジス。
今後誰からウンソクの事を尋ねられても困らないようにするためには、ジスを留学に行かせて韓国から離れるように仕向けるしかないのでしょうね。
パン作りを学びながら働ける今の職場が好きで、店長やヒョクが好きなジスにとって、フランス留学は全然幸せな道ではないのに・・・。
ヘソン家の母ミョンヒは、ドギョンの幸せもジスの幸せも全く考えてなくて、いつも自分の父・ヘソングループ会長がどう考えるだろうかという事から考え始めていますね。
その事に、ミョンヒの夫もだんだんと違和感を強めていますが、はっきりと妻には言わないんですよね・・・。
ドギョンの両親は、夫婦でお互いに自分の考えを相手に話すことはしません。
ふたりとも、長年何よりもまず会長の考えに沿うように過ごしてきたのでしょうから、どこかしら相手に本心を打ち明けることは無くなってしまったのでしょうね。
その一方では、ドギョンの妹ソヒョンはジアンの弟ジホには本心が言えるようになっています♡
ソヒョンは、最近知り合ったジホでさえ自分の事を気にかけてくれるのに、家族は誰一人自分の事を誰も心配してくれないと寂しく思っているのをジホはよくわかってくれます。
ソヒョンもジホも末っ子同士。兄弟の仲でも一番後回しにされがちなので、きっと理解できる部分があるのでしょうね。
また、カフェの店長ヒが店を閉めて遠くに行ってしまうことを知ったジスが、ナムグに知らせたくて走っていく場面も良かったですよ!
ジスはきっと、正直な気持ちを伝えないままで離れてしまう事がどんなにつらい事かがわかっているんですよね。
自分たち家族がお互いの本心を知らないままで別れてしまっているから・・・。
こういう時のジスは本当に強くて、けして諦めない所が素敵だと思います♡
「黄金の私の人生」31話 ドギョンの独立と誤算
ヘソングループの後継者としての人生を何の疑いもなく生きてきたドギョンは、ジアンと出会ってから少しずつ影響を受けていたと思います。
財閥家の結婚相手は、自分がその人の事を好きかどうかより家同士が釣り合うかどうかが大事。
ずっと一緒に生きていきたい人かどうかより、会社の事業を大きくするために必要な家柄かどうかが大事。
小さい頃からずっとそれが財閥家では当たり前の事と思っていたドギョンだから、どんな状況になっても自分の力で必死に生きようとするジアンがまぶしかったのでしょうね。
木工工房でトラックから木材を下す作業でさえも楽しそうに働くジアンの表情を見て、ドギョンは自分の好きな事・本当にやりたいこと・自分の才能が発揮できる場所を探したくなったのかもしれません。
「黄金の私の人生」11話で、ジアンがまだウンソクとして暮らしていた頃、
ジアンはお金持ちの家に生まれたら望むことはすべて叶うと思っていたけど、ドギョンが財閥家を引き継ぐためだけにこれまでを生きてきたことを知って、ドギョンにこんなことを言ったんです。
夢を見るって素晴らしい事なのに!
一度ぐらい自分の夢を考えてみたらよかったのに!
ジアンのこの言葉を聞いた時のドギョンの表情は、驚きでパッと頭の中のスイッチが入ったような感じでした!
きっとドギョンはこの頃から、自力で自分の人生を切り開いてみたいと思うようになったと思います。
ただ、一つだけドギョンの計画から漏れていたことが!
ヘソングループの後継者としてドギョンがこれまで恩恵を受けたものは、全て置いて行くようにと祖父から告げられたのです。
今まで当たり前に使ってきた自分の肩書やお金・クレジットカード・高級車・ブランドのスーツなどを全て手放さなければいけないという事です。
多分ドギョンは、これまでの環境の中にいたまま自分の事業を始めるつもりだったと思います。
ある程度は両親や祖父から反対はされると覚悟していたとしても、家を追い出されて一文無しから始めなければならないなんて考えてもいなかったはず。
何もかも取り上げられて、着の身着のままで家を出るしかなかったドギョンが、これからどうやって夢を追いかけて行くのかが楽しみですね。
