「黄金の私の人生」7話では、ウンソクとして実の両親の家に戻ったジアンが、兄ドギョンから、この家から出ていくように大声で怒鳴られました!
やっとの事で行方不明だった妹が見つかったというのに、どう言う事?
これからの話の展開がものすごく気なる終わり方でした!!
ここでは、「黄金の私の人生」8話のあらすじとネタバレ感想、そして、ジアンの妹ジスが言ったセリフについてお伝えします!
「黄金の私の人生」8話のあらすじ
夜中にたくさんのデパートの袋を持ってこそこそ入ってくるジアンに、
「ソ・ジアンと言ったよな。今すぐこの家から出ていけ!」と怒鳴るドギョン!
ジアンが持っている紙袋は全部育ての両親や兄妹たちへのプレゼント。もっとも妹のジスから、二度と持ってこないよう突き返されたけど・・・。
ドギョンはそんなことも全部わかっていて、ウンソクとして、娘として、実の両親の事をほんの少しも考えていない事を非難します。本当の家族になるためにはお互いへの信頼が必要だとドギョンは言います。
これまでとは住む世界が違うので、財閥の娘らしく振舞うのは、ジアンにとって簡単な事ではありません。
一方ジアンの友人ヒョクは、ジアンが誰からお金を借りたのか心配で、自分が貸すと言い出します。ジアンは真実を明かすわけにもいかず、ここでもヒョクと行き違ってしまいました。
その頃、ジアンの父は、もう一度事業で成功すればジアンを連れ戻せると思い、事業説明会に行きます。その帰り道、父は偶然息子ジテが恋人と口喧嘩をするのを目撃して、衝撃を受けます。
「黄金の私の人生」8話のネタバレ感想!
ジアンとドギョンが言い合うシーンでは、ドギョンの鋭い指摘にジアンがびっくりしていました!立場を変えて考えてみたらすぐわかることだけど、ウンソクと言う名前で呼ばれることにもまだ慣れてない今は、とてもそこまで気が回らない様子です。
実の両親にあっても全然家族としての感情は湧いてこないし、着る服や言葉遣いにも気を使うし。今はまだウンソクとして家に戻ったのが嬉しいというより、ジアンは気疲れするんですね。
戻ってからまだ数日ですから、新しい環境に慣れないのは当たり前の事の事だけど・・・。
そうは言っても、両親にしてみたら25年間も待ち続けた娘と再会したのですから、1日でも早く元のように幸せな時間を過ごしたいと願っているはず!
それをわかろうとしないジアンに向いて、ドギョンが怒鳴ったのは当然の事かもしれませんね。行方不明の娘の帰りをずっと待っていた家族の事を、ジアンはほんの一瞬たりとも考えなかったのですから。
ウンソク(ジアン)を家に迎える時、家族全員がプレゼントを用意して待っていました。家族みんながそれぞれにウンソクの事を思いながら贈り物を準備したのに、ジアンがデパートで選んだのは育ての家族への贈り物ばかり!
ドギョンはお返しの贈り物が欲しいのではなくて、気持ちを返して欲しかったのだと思います。
初めはぎこちなくても、形の上だけでもいいから
「父さん・母さん・兄さん」と呼ぶうちに、少しずつ気持ちも付いてくるようになるよ。
何度も自分からジアンに歩み寄ろうとするドギョンの心には、そんな思いがあったのでは?
ジアンって、心では悪かったな~と思っていても、ドギョンが目の前にいると憎まれ口ばかり出てしまうみたいですね。
一方、ジアンの兄ジテは、自分のように貧しい暮らしを子どもにはさせたくないと思っているから、結婚しないと決心しています。ジテが兵役に行く頃までは、自分の家族な裕福に暮らしていたけど、一度貧しい暮らしをするようになったら、もうここから抜け出すことは無理なんだ!
働いても働いても日々の生活費でお金は消えていき、マンションを買ったり家族に楽な暮らしをさせてやることは到底できないと、将来への希望を亡くしているジテ。
「(子どもを)自分のような目に合わせたくないんだ!」
と息子が叫ぶのを、父は聞いてしまいます。
ジテが初めて自分の正直な気持ちをぶちまける場面は、胸が痛くなりました・・・。
ジアンがヘソングループの娘だとわかった時、ジテはネットでヘソングループの事を調べて、自分と同年齢の息子ドギョンがいる事を知っていますから、自分とドギョンとを比べてしまう気持ちもあったはず!
同じ年なのに、自分だって一生懸命働いているのに、どんなに頑張っても埋められないこの差は何なんだ?
ジテが叫ぶように言った言葉を、偶然聞くことになってしまった父は、胸が張り裂けそうだったに違いありません。
「黄金の私の人生」8話 ジスが言った悲しすぎる台詞
ジスの言ったセリフの中で一番悲しかったのは、ベットで母に抱きつきながら言った言葉です。
なかなか寝付けずにいるジスを、母が抱きしめて、
「お前は(この家にいて)幸せでしょう?」と聞きました。
母に抱きついてジスはこんな風に返事をします。
「今まで生きてきて、ただの一度だって幸せじゃない時なんてなかったよ」
ジスの言葉は素敵です。
だって、不幸だと思った事はない、じゃなくて、
幸せじゃなかった瞬間は1度だってないよ!と母に言ってあげたのだから。
この時のジスは、まだ自分こそがヘソングループの娘ウンソクだとは知らずにいます。
同じ頃、ウンソクの母も「一度だって忘れた日はないわ」と言って、ウンソクを抱きしめていました。本当なら、この時実母に抱きしめてもらっているウンソクは、ジスのはず。
ジスとウンソクの母の言葉からは、それぞれ、同じように家族をずっと思い続けた気持ちの深さが伝わってきます。
その上、ジスもウンソクの母も、ジアンの母がとっさについてしまった嘘に翻弄されている・・・。
後で真実が明かされた時の事を思うと、ジスが母に言った言葉は悲しすぎる台詞でした。
