「黄金の私の人生」5話では、ジアンがヘソングループの副社長の家に行くことを決心!
何とかしてジアンを思いとどまらせようと、ジアンの父が「行ったらだめだぞ!」とジアンを説得するシーンで終わりました。
ヘソングループの本当の娘はジアンの妹ジスですが、そのことを知っているのはジアンの父と母だけ。自分が財閥の娘だと聞かされてやっと行く気になったジアンに、父は今更本当の事を言うわけにもいかず・・・。
これからジアンたち家族はどうなっていくのか、ドキドキする展開になりました!!
ここでは、「黄金の私の人生」6話のあらすじとネタバレ感想、そして、ジアンの父の思いが痛いほど伝わってくる場面を3つご紹介します!
「黄金の私の人生」6話のあらすじ
やっとの事で本当の両親の元に行くことを決心したジアンを、ジアンの父は「行くな!」と言って引き止めます。
ジアンは本当は行きたくないはずだ。
じあんは、自分が向こうの家に行かなかったら、父さんと母さんが悪者にされてしまうと思っているに違いない。
そう信じている父ですが、ジアンの口からは「(本当の両親の元に)行きたいの!」という答えが返ってきます。
ジアンが財閥の家の娘として行ってしまう事が信じられないジス。
母はジアンに「向こうの家に行ったら留学に行かせてもらいなさい」と言います。向こうの家は裕福な家庭なんだから、これからは心を安らかにして暮らしてほしいというのが母の願いです。
ジアンの兄と弟は、ジアンが自分たちの家族でなくなることを寂しく思いながらも、ジアンの決断を理解して送り出します。
一方副社長の自宅では、25年ぶりに家に戻る娘ウンソクのために部屋のインテリアを模様替えし、両親・兄・妹それぞれがプレゼントを準備して、ウンソクの帰りを今か今かと待っているのでした。
「黄金の私の人生」6話のネタバレ感想!
「黄金の私の人生」6話では、ジアンの幸せを願う父と母それぞれの思いが、痛いほど感じられて涙がにじんでくる場面がたくさんありました。
ジアンが本当の親の元に行く決心をしたのは、行方不明になった娘はジアンだと母から嘘を聞かされたからで、本当はジスこそが向こうの家の娘だとわかればジアンは行かないはずだ。
ジアンの父はそう思っていたけど、いざジアンの顔を見るととてもそんなことは言えなくなったようです。だって、ジアンは「行きたいの!もうこんな人生は嫌なのよ!」と言ったのですから。
もしかすると、ジアンの父は会社が倒産して以来、仕事を掛け持ちして働いて、家族が食べていけるだけの収入を得るために必死で、ジアンの悩みや苦労を十分理解できなかったのかもしれないですね。
ジアンの母は、ジアンが大学の学費を稼ぐために苦労したことや就職活動が上手くいかなかったこと・理不尽な理由で会社をクビになったことなども、そばで見て知っていますから、夫とは考えが違うのでしょう。
父も母もジアンの幸せを願う気持ちは同じなのに・・・。
お金のために娘を取り換えるなんてとんでもない、人としてあってはならない行為だと思うジアンの父。
悪者になってでもジアンをお金持ちの家で暮らせるようにしてやりたい母。
双子として育ったジアンとジスの間でも、お金に対する考えには違いがあります。ジアンは誰かに頼ってしまったら、ずっと頼るようになってしまうと考えているようですね。
ジアンの目に映るジスは、家族のお金の心配を全然しないのんきな子。
ジスの目に映るジアンは、お金ごときのために両親を裏切る薄情な姉。
ジスはいつもはジアンの事を「オンニ(お姉ちゃん)」と呼ぶのに、
6話でジスは初めて「ノー!!(あんたねー!!)」とジアンに向いて言ったんですよ!!
ジスだって言う時は言うんです!
ジアンが今の家族と一緒に過ごす最後の夜、兄と弟が送別会をしてくれました。送別会の場所は、ジアンが毎日のように通ったコンビニの店先です。
ジアンが初めて自分の気持ちを正直に兄弟に話せたのは、いつものコンビニ前に座って3人で飲んだからかもしれません(>_<)
また、このシーンは、ジアンがこれまで生きてきた世界を象徴しているようにも思いました。嬉しいことがあった時、悲しいことがあった時、誰かとおしゃべりしたい時。若者なら普通はカフェに行くところを、ジアンは1000ウォンで4本飲み物が買えるコンビニで全部背ませちゃうんです!!
ジアンにとってはコンビニの店先に置かれた椅子が、一番素直になれる場所だったのかも。
「黄金の私の人生」6話 ジアン父の思いが切ない3つの場面
ジアンの父は自分の気持ちをうまく表現できないタイプですが、娘の事を思う気持ちはだれにも負けないくらい強いです。
ジアンが自分の手の届かないところに行ってしまうことになって、胸が張り裂けそうになる父の表情は、見ているだけで胸が切なくなりました。
特別胸が痛んだ場面を紹介しますね。
1つ目は、ジアンが本気で向こうの家族になりたいと言うのを聞いた後で、ジアンの父が漢江の川辺に座って水の流れをじっと見つめている場面。
ジアンから帰ってきた答えは父が予想していたものとは反対でした。
今の暮らしはもういやだ!
ジアンに言われた言葉が胸にこたえたようでした。
2つ目は、会社の経営が上手くいってた頃住んでいた家の前で、幸せに暮らしていた昔の事を思い出す場面。
出張から帰ってきた自分の事を家族全員で喜んでくれて、庭でバーベキューをしたり家族旅行にもでかけたり、娘と並んで歩いたり・・・。次々とよみがえってくる裕福だったころの思い出。
(あの頃は)うまくいってたな~。
(あの頃は)よかったな~。
(あの頃は)幸せだったよな~。
そうつぶやくジアンの父の表情には、きっと誰しも胸を締め付けられると思います。
3つ目は、ジアンを引き留めようと思ってタクシーで自宅に帰ってきた父が、たっちますれ違った車にジアンが乗っていたと知って驚いて駆け出す場面。
父の表情が一瞬で悲しみでいっぱいの表情に変わります。ほんのちょっとのタイミングでジアンを引き留めることができなかった・・・という大きな後悔が感じられるシーンでした。
