出願

アメリカの大学進学に必要なSATやACTを受けるには?

アメリカの大学には日本の大学入試のように大学ごとに行われる入学試験はありませんが、
提出する出願書類の中にテストのスコアを求められます。

ほとんどの大学でスコアの提出を求めているのはSATまたはACTというテストのスコアのことで、
高校までの学習内容をテストされるものです。

SATやACTって何だろう?
どんな問題が出されるの?
日本でも受けることができるテストなの?

日本では情報が少ないので不安になると思います。

この記事では、アメリカ留学を前に娘がテストを受けた時の実体験も合わせて、
SATとACTについてご紹介しようと思います。

アメリカの大学進学に必要なSATとは?

アメリカで大学進学のために受けるSAT

SATとは、アメリカの高校生が大学に進学するために受ける標準テストのことです。

SAT(エスエーティー)は、非営利法人である カレッジボード が主催する標準テスト。SAT論理試験(SAT Reasoning Test:旧SATⅠ)とSAT科目別試験(SAT Subject Test:旧SATⅡ)の総称。アメリカの大学入学時に考慮する要素の一つである。
出典: ウィキペディア(Wikipedia)

SATは複数回受けることができて、何回か受けた中の高いスコアを出願書類に含めて進学を希望する大学に提出します。

テストでは高校までで学習したことをどのくらい理解できているかをみられます。SATが「標準テスト」(Standardized Test)といわれるのはそのためなんですね。
アメリカの高校生が受けるテストですからもちろん英語でのテストで、マークシート形式で行われます。

マークシート形式で英語ばかりの問題に答えるのは大変!と感じるかもしれませんが、
テストされるのは高校生までに習う内容なので、日本の高校生でも英文の問いに慣れていけば大丈夫ですよ。

SAT®には
SAT®(Reasoning Test)SAT® Subject Testsの2つの種類があって、大学によってSATのスコアだけで良い場合と両方のスコア提出を求められる場合があります。

SAT®(Reasoning Test)とは?

SAT®(Reasoning Test)は3つの分野があって

  • Critical Reading(読解)
  • Mathematics(数学)
  • Writing(ライティング)

それぞれ200~800点の範囲で採点されます。

日本人にとってはCritical Reading(読解)は難しく感じるかもしれません。
我が家の娘も、一つの問題を読解するのにかなり苦戦していました。
何しろアメリカの高校生が受ける(彼らにとっての)国語のテストなのですから。

単語を覚えて何度も練習問題を解いて、どういう言葉があったらどのように答えればよいのかを
覚えていくとだんだん解けるようになったみたいですよ。

それに、Mathematics(数学)は日本の高1ぐらいまでの内容を聞く問題が多いようですよ。
日本人にとっては得点がとりやすい科目と言えますよね。
娘の場合も、数学の用語を英語で覚えて練習問題をたくさんこなすことで、問題にも慣れて早く解けるようになったみたいでした。

SAT® Subject Testsとは?

SAT® Subject Testsというのは「科目別」のテストのことで
英語、アメリカ史、数学レベル1、数学レベル2、生物、化学、物理、フランス語、ドイツ語、スペイン語、現代ヘブライ語、イタリア語、中国語、日本語、韓国語などの科目があって、200~800点の範囲で採点されます。

SAT®(Reasoning Test)のスコアは、アメリカのほとんどの大学で提出を求められますが、
有名難関校では、SAT®(Reasoning Test)だけでなくSAT® Subject Testsのスコア(2科目または3科目)も提出を求められます。

留学生もSATを受けるの?

アメリカでは、ほとんどの大学が出願者にSAT®またはACTのスコアを出願書類として提出するように求めています。
でも、留学生に対してはスコアの提出が任意とされている大学もあるので、
出願書類に関する詳細は、入学希望大学のホームページで確認してみましょう。

日本でのSAT受験日と会場について

日本で受けられるSAT®は、10月、11月、12月、1月、5月、6月に実施されています。
受験の申し込みは、カレッジボードのウェブサイトからできますよ。

日本では、都市部にあるインターナショナルスクールがテスト会場になっています。
一つ注意して欲しいことがあって、日本へは中国や韓国からもSATを受験しに来る人が多いんですね。
そのために、受験者定員がすぐにいっぱいになってしまうことがあるんです。

娘の場合も、近所のインターナショナルスクールでSATを受験するつもりで準備を進めていたのですが、
受験の申し込みが始まってあまり時間がたってなかったのに受験者定員に達したとのことで申し込めなかったんです。

出願までの日程を考えるとその日以外のSAT受験は無理だったので、
結局SAT受験からACTの受験へと変更するしか方法がなくなってしまい、娘は本当に苦労していました。

このような事態になることもありますので、SAT受験は早めに申し込みすることを心がけてくださいね。

アメリカの大学に必要なACTとは?

アメリカではSAT®のほかに、高校生の学習達成度を測るテストとして、ACT®(American College Test)という標準テストがあって、大学にACTのスコア提出することもできます。

ACTは、SATに比べて問題を解くための時間が短いと言われます。
SAT受験からACTの受験へと変更するしかなかった娘は、分からない問題は気にせずいったん全部の問題を解いた後で、分からなかった問題に戻って解くようにしたと言っていました。

アメリカでは数学の問題で計算機を使ってのはOKなんですね。
それで、ACTの受験では計算機を使って問題を解く時間が短いという難点をカバーすることにしました。

日本でよくある計算機ではなくて、三角関数ができるものでACTのテスト会場に持ちこめる計算機をAmazonで探して購入。
計算機の扱いに慣れるためにも、自宅で練習問題を解くときから使うようにして問題を解く時間短縮をしました。
また、ACT対策で娘が使ったのは、Princeton Reviewの「Cracking the ACT」という本です。

まとめ

アメリカの大学には日本の入試のような大学ごとのテストはありませんが、SATまたはACTのスコアを出願書類で提出します。
留学生の場合は、スコアの提出が必要かどうか大学のホームページでの確認が必要になりますが、有名難関大学への留学を希望するのであればスコアの提出は必ず求められますし、高スコアの出願者が多いです。

日本の高校生が、SATやACTの英語で書かれた問題に限られた時間で答えるのは大変なことですが、単語を覚えて練習問題を解いていく中で慣れていきましょう。

また、日本で受けられるSATやACTの日程・会場を早めに調べて
定員がいっぱいになることもあるので、申し込みはなるべく早くしましょう。
SATやACTについて詳しく知りたい時は、こちらから調べることができます。